労務監査
労務監査
労務コンプライアンス監査

 

 株式上場にあたっては、社内諸規程の整備及び規程に則した労務管理体制が整備できているかを問われます。労務管理についての上場の基準は、厳しいハードルとなっており、特に、上場目標期の前2期は、労務リスクを徹底して排除することが必要となります。上場審査をクリアするためには、専門家による監査が必要不可欠です。

 

また、M&A(合併・買収)においても、未払い賃金や労使間の様々な問題が「隠れ債務」として大きな影響を及ぼすことが考えられます。そのため、近年では、M&Aの際にも労務監査が不可欠になっています。

 

【労務コンプライアンス監査の流れ】

  1. 職場環境確認(社内体制や業務管理の実態について、チェックシートを使ってヒアリングを行います。)
  2. 書類監査(労務管理帳票や行政諸手続書類について関連法規に照らして監査します。)
  3. 規則監査(就業規則を含む社内諸規程や36協定などの協定書に関して、関連法規に照らして監査します。)
  4. 運用監査(就業規則や協定書、届出書などに定める事項の運用状況について監査します。)
  5. 監査報告書の提出・改善案の提案(監査結果から明らかになった問題点について、改善の方向を含めて「監査報告書」を作成し、説明します。)

 

 


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