作成日:2023/05/24
『テレワーク制度のブラッシュアップ』2023年5月29日発売開始
このたび、書籍『テレワーク制度のブラッシュアップ 導入・見直しのポイントと労務管理』を中央経済社から上梓させていただきました。
前書となる『これからはじめる在宅勤務制度』を2018年7月に上梓してから、早5年。
当時は、政府が本腰を入れて「働き方改革」を推進する中、大企業でテレワークの導入が進む一方で、中小企業の導入率は低いままでした。
その後、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが発生したことで、状況は一変しました。
B C P対策の一環として、企業規模の大小を問わず多くの企業がテレワークを実施し、長引くコロナ禍で、テレワークは、働く人にとって働き方の選択肢の一つとなりつつあります。
一方で、令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更になったことに伴い、ポストコロナにおける自社におけるテレワークの取扱いについて悩んでいる企業等は少なくないと思われます。
本書では、最新のガイドラインに則して,テレワーク環境や労務管理体制,規程類の整備のポイントに加え,運用上の課題とその対策,さらにテレワーク制度の終了に当たっての法的な留意点などの実務上の論点を解説しています。
本書が人的資本を重視する時代に即したテレワーク制度について検討する企業等の一助となれば幸いです。